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二人音 春うららライブが、3月23日、北名古屋市勤労会館で行われた。
演奏者は神奈川県鎌倉市から来場の塚原晶子(つかはらしょうこ)さんと塚原盛(つかはらもり)さん。
ピアノ教師であった塚原晶子さんが中国の伝統的な民族楽器、二胡と出逢い、その音色に魅せられて二胡を習い始めた。夫の盛さんは、ギターと尺八奏者だったこともあり、2人で二胡の魅力をギターと尺八のコラボで多くの人たちに伝えたいと「二人音」を2012年に結成。そして神奈川県鎌倉市を拠点にライブ活動に乗り出し、関東を中心に大きな評判を呼んでいる。

ユニット「二人音」は中国の伝統的な音楽を伝えるというよりは二胡の楽器の魅力を伝える色合いが濃く、昭和歌謡を筆頭に日本人が好む楽曲を中心に、独自にアレンジを加えて、今までに経験したことのない新しい演奏を創出している。

「二人音」の2人の奏者は、中国の伝統的な音楽から日本の江戸時代から現在に至るまでの様々な楽曲に日々、開拓精神で挑んでいる。

塚原盛さんが、「美空ひばりさんの『悲しい酒』」は、非常に難しい楽曲で、何回練習しても納得のできる演奏ができないけれど、晶子が二胡でそれをうまく演奏するので彼女をとても尊敬している。」と語ったくだりは、日々精進している表れだと思う。

「悲しい酒」を披露してくれた時には、もし美空ひばりが生きていて、二胡演奏のもとで歌唱するのなら、どんな風に歌ってくれるのかを想像してみた。きっと彼女の歌声は、五臓六腑に染み渡って一段と心の魂に響いてくるだろう。

二胡で興味深い音色は馬のいななきである。江戸時代中期の名曲、長野県小諸市周辺を発祥とする民謡、「小諸馬子唄(こもろまごうた)」の演奏で、二胡が奏でる馬のいななきを目を閉じて聴くと、「ヒヒーン」と鳴く馬の姿が目に鮮やかに飛び込んでくる。

他に「少年時代」、「さくらの唄」、「糸」、「吾亦紅」、「赤いスイトピー」など全部で19曲が演奏された。どの楽曲も二胡の神秘的で幻想的な音色に生かされて、人生哀歌、ものわびしさと言った趣が心のすみずみまで染みこんできた。

二胡とギター、二胡と尺八のそれぞれの持ち味が生かされたコラボ演奏は、独自のハーモニーを形成し、心の琴線に触れる。脳裏に刻まれる音色に観客は感動し、参加して良かったと、どの方も満足顔であった。

取材:シンガープロ 安藤秀樹



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