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馬飼野俊一先生と山内惠介

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市川由紀乃と馬飼野俊一先生

市川由紀乃と馬飼野俊一先生




安藤:あけましたおめでとうございます。
先生のお誕生日は10月16日でしたね。
大変失礼ですが、先生は何才になられたのでしょうか。


馬飼野:昨年73才の誕生日を迎えました。体力も能力も衰えてきましたが、もう少しがんばりたいと思います。


安藤:先生は20代でチェリッシュの「てんとう虫のサンバ」を作曲されて大ヒット。当時は連日連夜テレビ、ラジオでこの曲が日本列島を駆け巡りました。
細川たかしさんの「北酒場」は昭和時代を代表する大ヒット曲で、この曲も先生が手がけられました。先生が30代の当時は、どんなお気持ちで「北酒場」を編曲されたのでしょうか。

馬飼野:これまでの暗い演歌にしないで、軽快なリズムで若い人にも歌える演歌を目指したいと五線譜にペンを走らせました。

安藤:「北酒場」は、J-POP風の軽快なリズムが大好評で、幅広い年齢層に支持されました。この革新的な楽曲は、1982年の『第24回日本レコード大賞』を受賞し、『第33回NHK紅白歌合戦』でも披露されるなど大きな話題となりました。

それから37年を経た2019年は、先生が編曲を手がけた「雪恋華」と「唇スカーレット」が大ヒットしました。

「雪恋華」はこれまでに聴いたことのない斬新なアレンジで、YouTubeの再生回数が演歌としては異例の160万回を超えました。そして市川由紀乃さんが最優秀歌唱賞を受賞し、「唇スカーレット」の山内惠介さんが第70回紅白歌合戦に出場しました。私は、NHK紅白歌合戦での山内惠介さんの伸び伸びと歌った力強い歌声と爽やかな歌いっぷりが何ともいえないです。

先生は常に前向きで、「これまでになかったもの」を目指して取り組んでいらっしゃるのですね。

馬飼野:はい。常に挑戦という姿勢で取り組んでいます。

安藤:さて、少し気になるのですが、楽曲が生きるのも死ぬのも編曲次第だと思います。編曲という仕事は歌にとって重要な要になると思いますが、残念なことに、楽曲が紹介されるときに編曲家の名前が省略されることが多いように思います。これではなかなか編曲家の名前までは一般の方々には周知していただけないと悲しくなります。

馬飼野:編曲家と言うものは3番手で、作詞、作曲があり、その後に仕事として成立する一般の人には理解できない仕事だと思います。でも私は作曲よりも編曲の仕事が大好きで、今もなお編曲の仕事に誇りを持って書き続けています。

安藤:大変失礼いたしました。第70回紅白歌合戦で山内惠介さんが「唇スカーレット」を歌われましたが、先生の名前がテレビに表示されなかったものですから、先生を応援している私としてはとても残念に思った次第です。

馬飼野:唯一表示されるのは毎週日曜日放送ののど自慢大会です。なぜならオリジナルのカラオケを使用することでJCAAがNHKに交渉した末、数年前から表示されるようになりました。

安藤:そうなんですね。少しでも編曲家の名前が表示されるのは嬉しいですが、やはり編曲家は縁の下の力持ちといった立ち位置にあるように思います。

馬飼野:そうかもしれませんが、そのようなことは一切気にしていません。これからも編曲の仕事を続けていくつもりです。

安藤:わかりました。さて、毎年恒例の「蕎麦の会 かも南の山馬」は、昨年も盛大に行われたのでしょうか。

馬飼野:昨年は8月と12月に、とんかつ まい泉 青山本店で「蕎麦の会 かも南の山馬」を行いました。好物なお蕎麦を食べながら、ジャンルやキャリア、世代を超えて80名あまりの方々と語り合い、楽しい時間を過ごしました。

安藤:音楽仲間で心の輪が大きく広がっていくのは素晴らしいことですね。これからもお身体大切に日本の音楽業界を盛り上げて下さい。
今年もヒット作品が生まれますことお祈りしています。
今日は貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。

投稿:2020年1月13日




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