陸上競技

財団法人スポーツ医・科学研究所


日本陸上競技・競歩の先駆けで、昭和44年〜昭和54年に日本の一線級として活躍した蟹江修(かにえおさむ)氏が昨年12月20日に亡くなられたことを今日届いた奥様からの寒中見舞いで知り大変驚きました。

高校時代、陸上競技が大好きだった私は、月刊陸上競技と陸上競技マガジンの愛読者で、蟹江修氏の活躍は誌面を通して知っていました。

蟹江修氏は三菱重工に所属し、昭和45年(1970年)に第54回日本陸上競技選手権大会50キロ競歩で優勝。日本選手権 男子20km競歩にても4回優勝。

私が昭和63年にスポーツ医・科学研究所に就職し、平成7年4月に蟹江修氏が膝の故障で入院してきました。若い頃に膝を酷使したためだと思いますが、膝蓋骨軟骨、大腿骨軟骨、脛骨軟骨損傷という病名で、手術を2回ほど受けましたが、現役時代のパフォーマンスを取り戻すことはできなくなりました。

以後、雲の上の人であった蟹江修氏とお付き合いが始まり、居酒屋で陸上競技の話で盛り上がったり、毎年年賀状を頂くようになりました。

日本トップに君臨した競技選手でありながらも、晩年はマスコミに取り上げられることもなく、静かに余生を送られたのではないかと思います。

享年81才、心からご冥福をお祈り申し上げます。

投稿:2023年1月20日
シンガープロ 安藤秀樹


日本選手権 男子20km競歩
過去の優勝者・記録


※ T:トラック
日本陸上競技連盟公式サイトより抜粋


回数 年度 記録 優勝者 所属
63 昭和54 1゜34'18"5 蟹江修 三菱重工
62 昭和53 1゜32'47"5 飯塚義博 信英通信
61 昭和52 1゜39'26"1 T 中村博幸 日大
60 昭和51 1゜38'29"2 T 栗原正春 押水陸協
59 昭和50 1゜36'10"0 T 渡辺清 倉敷化工
58 昭和49 1゜45'18"2 T 森川嘉男 富士商品
57 昭和48 1゜36'47"4 T 森川嘉男 ユネック英会話
56 昭和47 1゜41'14"2 斎藤和夫 扇興運輸
55 昭和46 1゜37'48"0 蟹江修 三菱重工
54 昭和45 1゜38'27"0 蟹江修 三菱重工
53 昭和44 1゜40'28"8 蟹江修 知多AC
52 昭和43 1゜41'05"0 浅野輝彦 東芝堀川
51 昭和42 1゜41'20"0 木村岩蔵 富士鉄室蘭
50 昭和41 1゜38'32"0 斎藤和夫 倉庫精練
49 昭和40 1゜36'29"8 T 斎藤和夫 倉庫精練
48 昭和39 1゜41'28"6 江尻忠正 日本ゼオン
47 昭和38 1゜32'25"6 Aパミッチ イタリア
46 昭和37 1゜41'08"8 栗林喜右衛 自衛隊青森
45 昭和36 1゜46'43"2 千代和三郎 リッカー
44 昭和35 1゜51'35"0 佐々木昌一 東洋鉱業
43 昭和34 1゜49'58"0 高橋友三 松尾鉱業
42 昭和33 1゜42'02"0 千代和三郎 長地木材
41 昭和32 1゜44'48"0 千代和三郎 八州光学
40 昭和31 1゜35'30"0 佐々木昌一 東洋工業
39 昭和30 1゜46'13"4 T 千代和三郎 長野陸協

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