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9月10日のNHKうたコンは、「令和も歌い継ぎたい!永遠のメロディー」がテーマで、坂本九の代表曲「見上げてごらん夜の星を」の合唱から始まった。

坂本九は昭和時代を代表する人気歌手であったが、昭和60年に発生した航空機事故で亡くなった。   当時私は愛知県がんセンターで看護士をしていて、深夜勤務明けの早朝に医師からそのことを知ったが、私の妹が市邨学園在学時にブラスバンド部に所属していて、ある日、妹の演奏会に母と一緒に出掛けた会場で坂本九さんが「見上げてごらん夜の星を」を歌唱していたのを思い出したので、亡くなったと言われてもにわかには信じられなかった。  

「見上げてごらん夜の星を」は今から56年前にヒットした曲だが、令和の現在においても新鮮に感じるのはなんだろう。

郷ひろみと純烈のコラボ熱唱、「2億4千万の瞳」はパワフルな歌声とエネルギッシュなダンスが小気味好く見ていてとても楽しかった。

May J.が小学生の頃、宇多田ヒカルの「First Love」に衝撃を受け、宇多田ヒカルのようなアーティストになりたいと、森崎ウィンと「First Love」を熱唱したのが感慨深い。

デュエットの定番、「居酒屋」を五木ひろしと 乃木坂46が、

美空ひばりの「りんご追分」を坂本冬美とLittle Glee Monsterが、

教科書にも載ったSMAPの名曲「夜空ノムコウ」を五木ひろしとCHEMISTRYと白川裕二郎(純烈)と森崎ウィンが、

郷ひろみと樹木希林とのデュエット曲「林檎殺人事件」を郷ひろみと乃木坂46が共演。

このようにジャンルの違うアーティスト同士がタッグを組んで歌うことは、お互いのジャンルの歌を尊重して歌の幅を広めることにつながるのではないだろうか。

NHKうたコンの世代を超えて多彩なジャンルの音楽を楽しませてくれる企画は斬新で、演歌をはじめ日本の歌謡界を活性化してくれるように思う。

投稿:2019年9月11日

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