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令和元年6月16日、NHK「のど自慢」を観た。

ゲスト 市川由紀乃の新曲「雪恋華」は妖麗・妖艶・妖美な漂いとダイナミックな迫力を感じる。
中国楽器の要素も織り込んでいるのだろうか。

恋を雪に絡めて、恋の激しい情念が力強くも、しみじみと切なく伝わってくる。

今作、「雪恋華」の編曲を手がけた作者は、代表曲でもある昭和時代にミリオンセラーに輝いたチェリッシュの「てんとう虫のサンバ」を作曲された馬飼野 俊一氏。

カラッとして明るい雰囲気の「てんとう虫のサンバ」に反して「雪恋華」は似ても似つかぬ曲調である。

全く同じ作家なのに、どうしてこのように全く違う作品ができあがるのだろうか。

一つの枠にとらわれない斬新な発想で変幻自在に曲を創出される馬飼野俊一先生には、敬服の至りである。

投稿:2019年6月16日

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