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和歌山を題材にした力強い歌


南 美枝子(みなみ みえこ)待望の新曲「紀州誉れ節 / 情炎有田川」がエイフォースより令和3年12月15日発売!

南 美枝子は異色な経歴を持つ歌手で、和歌山県有田郡有田川町にある有田南病院の看護部長を勤めながら演歌歌手として活躍している。

「紀州誉れ節」は、和歌山国体の開会セレモニーで見た和歌山の偉人達に衝撃を受けて、彼女自らが作詞した曲とのことで、独特の歌力でパワフルに熱唱している。

この歌は歌詞にでてくる和歌山輩出の3人の偉人を知ると、より満喫できる。

○ 1コーラス目にでてくる濱口梧陵(はまぐち ごりょう)は、1854年12月24日夜、安政南海地震の津波が広村に襲来した際に、自身の田にあった藁(わら)の山に火をつけて安全な高台にある広八幡神社への避難路を示す明かりとし、速やかに村人を誘導して村人の命を救った。

○ 2コーラス目にでてくる弘法大師(こうぼうだいし)は、平安時代初期の僧で空海を指す。生命がけで真言密教の基盤の強化とその存続のために尽力した真言宗の開祖で、空海の死後、醍醐天皇から「弘法大師」の諡号(しごう)が贈られた。
※ 諡号:貴人・僧侶などに、その死後、生前の行いを尊んで贈る名。

○ 3コーラス目にでてくる華岡青洲(はなおか せいしゅう)は、江戸時代末期に全身麻酔による外科手術に成功した医師で、1804年に世界で初めて全身麻酔下で乳がんの手術に成功した。

歌詞の中に「アッパレ」、「デッカイ」、「ドエライ」の言葉があり、力強く歌っていることからも南 美枝子がこれら偉人達の偉業に強く心が揺り動かされたことが分かる。

2曲目の「情炎有田川」は、しんみりした曲調から始まり、恋の激しさを、和歌山県中北部を流れる有田川に射影しているように感じる。電車の中から見かけた有田の山のみかんの黄色、自然の豊かさに心を動かされ書き上げた曲とのことで、情感を込めて歌っている。

両曲とも南 美枝子が和歌山を深く愛していることが伝わってくる。

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投稿:2021年12月4日



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