テレビ番組


【BSいきいき歌謡塾の歴史】
2005年、東海地方でローカル番組としてスタートした「いきいき歌謡塾」も放送開始から今年で14年。
今では衛星放送(BS12)の看板番組の一つとして、タイトルも「BSいきいき歌謡塾」と名称も変わり、東海地区から発信する唯一の全国放送に生まれ変わった。4年前からはハワイ・ホノルルに本社があるNGNテレビでも放送が始まり、日系人社会の間で好評。海外にも積極的に進出を図る。
番組は人気歌手からベテラン歌手、話題の新人歌手に加え、地方で活躍するご当地歌手とのタイムリーなコラボで構成、収録会場も岐阜県岐南町の町おこし事業の一環として岐南町中央公民館ホールと岐阜市内のホテルグランヴェール岐山の2か所を使い分け、収録日は無料解放して歌謡ファンに喜ばれている。

【思い出の名曲コーナー】
番組のもう一つの特色として“思い出の名曲コーナー”がある。
これは熊田プロデューサーの盟友であり、日本レコード大賞審査員で元キングレコード常務、赤間剛勝氏(解説担当)の二人が番組スタート時から13年かけて作り上げてきた名物コーナーである。
赤間氏が昨秋,急逝したため「遠藤実歌謡音楽振興財団」の協力を得て、新たな解説陣で遠藤実作品を中心にした楽曲を紹介するコーナーにリニューアル。解説に“村田英雄、畠山みどり、細川たかし等に楽曲提供の実績を持つ歌謡界のシンガーソングライター・有明一朗”と“演歌のレジェンド・春日八郎を義父に持ち俳優・歌手からバップ(日テレ系レコード会社)ディレクターを経て日本歌手協会事務局長を長年務めた実績を持ち、故赤間氏が後継を託した渡部泰介”の二人が解説陣として脇を固める。

【BS IKIIKI KAYOUJYUKU history】
"Ikiikii Kayo Juku" which started as a local program in Tokai district in 2005 also has been 14 years since the start of broadcasting.
Today as one of signage programs of satellite broadcasting (BS 12), the title has also changed its name as "BS Ikiiki Kyosaku Juku", and has been reborn as the only nationwide broadcasting from the Tokai area. Broadcasting started on NGN television whose headquarters is located in Hawaii and Honolulu from 4 years ago, and it is popular among Nikkei society. We will also actively advance overseas.
Programs consist of timely collaboration with popular singers, veteran singers, topical new singers, local singers who are active in rural areas, and venues are also part of Ginan Town Central Public Hall Hall of Ginnan cho, Gifu Prefecture And HOTEL Grand Vert GIZAN in Gifu city separately, the release day is released free and pleased with Kayou fans.

【Favorite Music Corner of Memories】
Another feature of the program is "famous music corner of memories".
This is a member of the Kumada producer, a judge of the Japan Record Award, two former executives of King Records, former Mr. Takekatsu Akama (commentator) are specialty corners that have been making over 13 years since the start of the program.
Since Mr. Akama suddenly passed last autumn, with the cooperation of "Endo Real Kayou Music Promotion Foundation", it was renewed to a corner introducing the songs centered on Endo real work by a new commentator. A commentary on "Murata Hideo, Hatakeyama Midori, Hosokawa Takashi etc songwriter world singer-songwriter · Ariake Ichiro" and "Enka's Legend · Kasuga Hachiro have a father-in-law and bop from actor · singer Company) Director who has served as secretary general of the Japan Singer Association for many years, Taisuke Watanabe who committed Mr. Akama Takekatsu to succeed "is set aside as a commentator.


【番組の顔・司会者】
時代を作ったベテラン歌手で根強い人気を誇る「デュエットの女王」“安倍里葎子”と俳優の顔を持ち熟年の魅力に加え、定評ある歌唱力で人気の“たくみ稜”がコンビを組み番組をけん引する。

【テイチクレコード 安倍里葎子プロフィール】
北海道札幌市出身。地元の音楽喫茶でうたっていたところを平尾昌晃にスカウトされ昭和45年8月1目、キングレコードから「愛のきずな」でデビュー。
いきなり50万枚を超える大ヒットとなり、同年の第12回レコード大賞新人賞など数多くの賞を受賞。
昭和57年には橋幸夫とのデュエット曲「今夜は離さない」が大ヒット。以後、多彩なスターとのデュエット曲を発表、「デュエットの女王」と呼ばれる。
現在はテイチクレコードより発売の「恋人気分で」ヒット中。

2020年の歌手生活50周年に向けて、心機一転。初心に戻って一生懸命頑張りますので、応援の程、よろしくお願いいいたします。(安倍里葎子)


【日本クラウン たくみ稜プロフィール】
大阪府出身。伝説のオーデション番組・日テレ系「スター誕生」決戦大会出場など多くのオーデション番組に挑戦。
平成9年から内山田洋とクールファイブのボーカルとして脚光を浴びる。
平成16年からは俳優として時代劇(太平記、水戸黄門、徳川家康と三人の女 etc)に出演する傍ら、ソロ歌手としても活躍する。
その後、日本クラウンヘ移籍、甘いマスクと歌声が魅力となり 「一人静」「オランダ坂」でクラウンヒット賞受賞。「上海たずね人」で3曲連続ヒットでオリコン2位、サウンドスキヤン1位を記録するなど歌謡最前線を快進撃中。
今年6月13日には新曲「夢でいいから」を発売。乞うご期待。

【乱歩賞受賞作家 竹吉優輔原作-映画《レミングスの夏》- 2017年公開】 
たくみ稜:誘拐される娘の父親(白石賢造)役で出演。


熊田克隆(くまだ よしたか)

【JTCメディアグループ代表 熊田克隆(くまだ よしたか)氏プロフィール】
岐阜県出身。 テレビプロデューサー・フリーアナウンサー。
ラジオ関西、他FM局のDJ、ナレータとしても活躍している。
法政大学卒業後 地方ラジオ局アナウンサーを経て
1969年 中京テレビ開局に合わせて移籍。第一期アナウンサーとして、主に報道、スポーツ実況中継を担当、ワイドニュース(CTV6時のNEWS)初代キャスターも務める。
1981年 キャスターの実績が認められ「第二回NTV系列アナウンス大賞」を地方局アナウンサーとして初受賞。(第一回大賞受賞者・日本テレビ徳光和夫アナ)。
スポーツアナとして中央競馬実況中継を10年担当する中で歌手、東京馬主会理事の春日八郎氏と知り合う。
以後、競馬中継のゲストとして演歌の大御所 春日八郎との交流が深まり、今日につながる歌謡界との礎が出来上がる。
1994年 報道局報道部長(待)で役職定年を迎えたのを機に番組制作プロ・JTC設立。
以後、「岐阜県夢おこし県政(梶原拓知事)」命名の“めいほう高原音楽祭・明宝ジャズ(中京テレビ)”と“日本一かがり火まつり協賛・飛騨野麦歌謡祭(テレビ愛知〜テレビ東京〜テレビ大阪〜岐阜放送テレビ)”を企画立案、いずれも10年以上プロデュース〈高根村長より感謝状授与〉。全国有数の岐阜発ビッグイベントとして成功させる。
現在 衛星放送(BS12)で精力的に2つの歌番組を岐阜発の全国放送としてプロデュースする。

[飛騨野麦歌謡祭]
スキー場の駐車場を利用した岐阜県郡上明宝村で、トランペット日野皓正をイベントキャラクターに開催されていたジャズ・フェスティバル。毎年全国から入場者が1万5千人訪れていた夏のビッグイベント。2時間のテレビ番組として、 東海エリアに放映されて大きな話題となる。

[明宝ジャズ]
熊田克隆がプロデュースした歌謡祭で、テレビ東京系で放映された。水前寺清子、細川たかし、伍代夏子ほか著名歌手が多数出演。3万人の演歌野外コンサートとして大きな反響を呼んだ。

【今後の展望】
番組がBS放送になってから全国各地より予想以上の視聴者反応が寄せられており、日本列島が放送エリアというBS(衛星放送)媒体のパワーを改めて実感している。それはこれまでになかった全国各地からの番組収録オファーが増えてきていることでもわかる。今年の4月1日には東日本大震災復興7年を経た福島県南相馬市民文化会館に招かれ公開収録を行い、その模様を5月の第1、2週で放映。新しい番組の進化が始まった。
JTCスタッフは長男でグループ内関連会社の代表を務める熊田克章(早稲田大学 理工学部卒)が統括プロデューサーとして企画・制作・演出を担当、現場制作の総指揮を執る。次世代のスタッフが知恵を結集して魅力ある番組作りを追求している。(熊田克隆 談)

【会社の変遷】
1994年、大垣共立銀行・岐阜プラスチック工業、下呂水明館、名鉄エージェンシー等、出身地岐阜の有力企業、ジャパンテレビ(日本テレビ系)から出資と西濃運輸の強力なバッグアップを得てテレビ番組制作会社JTC(ジャパンテレビ中京)を設立。
現在、番組を支えるスポンサーは、地銀の雄、OKB大垣共立銀行を筆頭に地方特産物から全国ブランドに躍進した明宝ハムの明宝特産物加工、全国規模でリゾート・健康事業を展開するデイリー社グループが番組スタート時から変わらぬ盤石の支援体制を組んでいる。

【放送局の変遷とその流れ】
2005年4月3日に『玉ちゃんの青春カラオケ大学』と題した番組からスタート。当時はテレビ愛知と千葉テレビの2局のみで放送されていたが、2007年4月1日「玉ちゃんのいきいき青春歌謡塾」にタイトル名を改め、岐阜放送、テレビ和歌山、サンテレビなど放送局を増やしていく。2009年10月、CS放送(スカパー!・歌謡ポップスチャンネル)も開始。2011年にアナログ放送から地上デジタル放送の完全移行となったのを機会に2011年4月、BS12トゥエルビでの放送に集約化し、現在に至る。

【公開収録に関して】
現在、番組の公開収録は、岐南町公民館ホールでほぼ月に1回の割合で、春と歳末のスペシャルに関しては岐阜市のホテルグランヴェール岐山が会場という具合に2箇所を使い分けて行っている。そして、毎年7月には浅草公会堂(東京都)で公開収録を行っている(浅草納涼演歌祭)。また日本各地に出掛けて特番の収録を実施して放送することもある。

【BS12トゥエルビは、】
現在三井物産100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS十12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。

【JTCメディアグループ】
〒500-8384
岐阜市薮田南3の7の8 JTCメディアビル TEL:058-275-3800  FAX:058-275-4040

オピニオンだより
オピニオン2018年6月号掲載
取材:シンガープロ 安藤秀樹



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