金沢の歌姫、日本コロムビアより全国へメジャ−デビュー 朝比奈あきこ 名古屋にて直撃インタビュー
朝比奈あきこは石川県出身の歌手。
彼女は、2007年に「藤堂あきこ」の名で歌手活動をはじめ地元金沢では絶大の人気を誇っていたが、全国区の歌手ではなく、このたび10月17日に日本コロムビアから「ときどき悪女」でメジャーデビューを果たした。
歌謡曲だけでなくジャズを含めレパートリーが幅広く今後の活躍が楽しみな歌手である。
そんな彼女に下記の内容で直撃インタビュー。
安藤:メジャーデビューを機に朝比奈あきこに改名されましたが、なぜ改名されたのでしょうか。
朝比奈:全国デビューのために心機一転名前を変えたらどうかとアドバイスを受け、「朝比奈」の歌手名をいただきました。
安藤:10月21日の新曲発表ディナーショーで市川由紀乃さんをゲストにお招きしていますが、市川由紀乃さんとはどんな間柄なのでしょうか。
朝比奈:市川由紀乃さんの「心かさねて」、「命かさねて」、「うたかたの女」の作曲者が幸耕平(みゆきこうへい)先生で、私の新曲「ときどき悪女」と「加賀慕情」の作曲者も幸耕平先生です。幸耕平先生の弟子になったということで、市川由紀乃さんと師匠の幸耕平先生をステージにお招きしました。
安藤:「ときどき悪女」と地元石川県を舞台にしている「加賀慕情」では歌のジャンルが異なるように思いますが、今後は歌謡曲路線で行かれるのか演歌路線で行かれるのですか。
朝比奈:将来どういったジャンルの路線で進むかは周りのスタッフや関係者の方々と相談しながら決めていきたいと思います。
安藤:英語が得意と伺いましたが、歌の中で英語が生かされていますか。
朝比奈:留学の経験がなくて英語が流ちょうというわけではありませんが、歌の中では英語を生かしています。ですが、英語ばかりではなくてスペイン語、ポルトガル語、イタリア語を歌詞の中に入れて歌うとお客様が飽きることなく聴いていただけるので、自分なりに歌の構成を考えて歌唱披露しています。
安藤:ジャズは得意なジャンルですか。
朝比奈:得意とかではなくてジャズが好きで、ディナーショーにちょっとジャズのコーナーをいれたら意外と評判が良かったので、ジャズもレパートリーに加えています。
安藤:音楽専門の学校を卒業されたのですか。
朝比奈:いいえ。英文科を卒業しましたが、ピアノ、打楽器、三味線、お琴、小唄が好きで音楽には常に親しんでいました。
安藤:洋楽から邦楽まで幅広く音楽を愛されていたんですね。
朝比奈:はい。
安藤:お住まいは金沢だと思いますが、現在は東京に拠点をおいて歌手活動されているのですか。
朝比奈:はい。せっかくいただいたチャンスを生かすためにも東京から全国に発信していきたいと思います。
安藤:朝比奈さんは随分優しい人柄ですが、ジャケット写真は芯の強い女性に見えます。
朝比奈:タイトルが「ときどき悪女」ですから。私は、悪女のような強さはありませんが、この楽曲の女性を自分なりにイメージして、時々かわいさと、やさしさを混ぜながら歌っています。
安藤:コロムビアに移籍してのメジャーデビューですが、現在の環境はいかがでしょうか。
朝比奈:コロムビアの皆さんはいい人ばかりで、楽しくて仕事がしやすい環境です。周りの応援があってこそだと思いますので、頑張りたいという気持ちが沸沸とわいてきます。
安藤:最後に抱負をお聞かせ下さい。
朝比奈:「ときどき悪女」は、ノリが良く歌いやすい楽曲ですので、「朝比奈あきこ」と言えば「ときどき悪女」と言っていただけるように、そして大ヒットできるようにがんばりたいと思います。
安藤:「ときどき悪女」が大ヒットできるようにお祈りしています。今日は貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。
取材:シンガープロ 安藤秀樹 2018年12月7日(金)
【雑誌オピニオン2019年2月・4月合併号】
オピニオンだより
投稿:2019年2月1日