山を下りる神事 ― 大縣神社「本宮社祭」参列記
今夕、愛知県犬山市・大縣神社で行われた「本宮社祭(ほんぐうしゃさい)」に参列しました。
神社の裏手、入鹿池へと続く山の頂に鎮座する本宮社。神職と参列者がその山頂を目指して登り、祈祷を終えた後、神様とともに里へと下りてくる伝統ある神事です。
静寂と暗闇の中、神職が祝詞を唱え、参列者が提灯の灯りを頼りに山を下る光景は、とても神秘的で幻想的でした。
山を下りた後は本殿でお参りをし、拝殿の別室で冷やしそうめんをいただきました。
投稿:2026年7月29日
シンガープロ 安藤秀樹
神事の内容と「2029年前」の由来
大縣神社の社殿裏手には本宮山(ほんぐうさん・標高約293m)がそびえており、その山頂に「本宮神社」が鎮座している。また、この本宮山の北東側〜東側の麓には入鹿池が広がっている。
本宮社祭(旧暦6月16日・現7月下旬頃の夕刻)
神職や参列者が本宮山頂の本宮社まで登り、祈祷(本宮社祭)を執り行った後、大神様の御神霊(ごしんれい)をお供して里宮(現在の大縣神社)へ下りて御鎮座いただくという特殊神事。
垂仁天皇(すいにんてんのう)27年の故事
大縣大神(おおあがたのおおかみ)はもともと本宮山(ほんぐうさん)の山頂にお祀り(おまつり)されていたが、垂仁天皇27年(西暦で計算すると紀元前3年頃)に現在の里宮へ御遷座(移された)されたと伝えられている。
「2029年前」について
紀元前3年から今年(2026年)までを計算すると 「紀元前3年〜西暦2026年」でちょうど今年は、2029年目にあたる

