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カール・ルイス


世界陸上が東京で開催されるのは34年ぶりとのことだけど、若い世代にとっては遠い過去の出来事と思うかもしれないけど、私にとってはまるで昨日のことのように記憶に残っている。34年間という月日が、まるで一瞬のように感じられ、ちっとも進歩していない自分に気恥ずかしくなる。

1991年、国立競技場で行われた東京世界陸上競技選手権大会。当時、高速タータンを誇ったこの競技場の主役は、カール・ルイスだった。男子100メートル決勝で、9秒86の世界新記録を樹立し、会場を大歓声に包みこんだ。
その5日後には、男子走り幅跳びにも出場。ルイスは8m80を超えるジャンプを連発し、マイク・パウエルとの熾烈な優勝争いを繰り広げた。パウエルが5回目に跳躍した8m95を、ルイスは5回目、6回目の試技で超えることができず、パウエルが優勝した。世界の陸上界において、稀に見る大接戦に、世界が驚愕した。

これらの世界を魅了した出来事は、私にとってはまるで昨日のように鮮明に蘇ってくる。

投稿:2025年9月13日


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