2005名古屋ハーフマラソン
今日、名古屋ハーフマラソン走ってきました。
受付が午前9時までで、会場に到着したのが午前9時ぎりぎりでしたので、受付を担当されていたガバさん? から「安藤君、遅いじゃないか。もっと早くこないといけないぞ!」と怒られてしまいました。ガバさん?は、私が高校時代に陸上でお世話になった方で、私の名前を未だに覚えて下さったのだと、怒られながらも嬉しく思いました。私は人の名前をすぐ忘れてしまいますので、ガバさんだったかお名前忘れてしまいました。ごめんなさい。
今日の目標は完走です。練習が不十分でしたので、心配だったんです。
愛知県庁クラブの真ちゃんに勝とうなんて毛頭なくて、同じく県庁クラブの本庄くんにも負けてもいいかなという気持ちでおりました。レースに当たっては、女性ランナーと競らないことを心がけました。昨年は女性ランナーと競り合って後半ガタガタになりましたから。
前半本庄くんに抜かれて、どんどん先に行かれても全く気になりませんでした。おかげでゆっくりしたペースで走れましたので、全然きつくなくて、青空を仰ぎながら気持ち良く走れました。テレビ塔を過ぎてからしばらくすると、対向車線にトップランナーが現れて、2番手3番手と続くんだけど、私は見物人みたいに気楽な気持ちで、彼らの勇ましい走りに驚嘆しながら走っておりました。そのうち庄内RTの犬塚くん(元名大陸上部選手)が現れて、「犬塚くん、アキレス腱炎で苦しんでいたのに、なんでこんなに速いの?」なんて感心してしまいました。
ハーフ折り返し地点手前で、対向車線に真ちゃんが見えて、それから本庄くんが見えました。
真ちゃんとは距離がありすぎるので追いつくのは無理と思いましたが、本庄くんには、うまくいけばゴールまでに追いつくかもしれないとワクワクしてきました。私は折り返してから、気楽モードから真剣モードに切りかえ、ややペースを上げました。少しずつ前を走るランナーを抜いていきましたが、私たち公認の部より10分遅れてスタートしたシティーの部の先頭ランナーにはあっさり抜かれてしまいました。続く2番手、3番手の選手にも次々と。彼ら速いですね。私だって決して調子悪くなくて、結構速く走っているつもりなんですよ。それでも簡単に抜かれてしまいますから参ります。
ラスト3キロになっても本庄くんの姿が一向に見えません。やはり追いつくのは無理かなと諦めかけていましたら、ラスト2キロの表示を過ぎて、係員の指示に従って左に曲がると、約50m前方に本庄くんの後ろ姿が見えました。あまり速そうに見えない後ろ姿に、『しめしめチャンス到来! 頑張れば、本庄くんに勝てる!』と思いました。
彼に勝つには、気づかれないように一気に抜けばいいのです。瑞穂競技場に入る直前で、一気にペースを上げて一気に抜き去りました。競らせない。これが勝つ秘訣です。このままのペースを維持すればと念じつつも結構きついので、ラスト200mでペースダウン。それでも目の前を走る選手を抜こうと思うのですが、相手選手も頑張るのでなかなか抜けません。結局このまま追う格好でゴールに飛び込みました。1時間21分45秒でした。今日は本庄くんに勝てたのが大きな収穫でした。
トップレベルの選手から見ればたわいもない競争でしょうが、まあそれでも私にとっては、ささやかな喜びです。
ごめんね。本庄くん。今日はとても楽しいレースでした。
フジミックスTV
投稿:2005年11月23日