Shake4
今日、アップル社の映像デジタル合成ソフト「Shake 4.1」を購入しました。
購入動機は、容易にブレ映像が補正できることを知ったからです。
Final Cut Proでもブレ補正がありますが、かえってブレが大きくなることもあって使い勝手があまりよくありませんでした。
それで、Shake 4.1を使用することにしましたが、操作方法がよくわかりません。
Final Cut Proのタイムラインに並んでいるクリップの中でブレ補正したいクリップの一つを選択して、Shake4.1を開く(送信する)と、タイムラインの先頭のクリップが開いてしまいます。仕方がないので、補正したいクリップの一つをQuickTimeムービーで書き出しして、それを再度Final Cut Proで新規プロジェクトを立ち上げて、読み込み、それをShake 4.1に送信するといった手順で行うとうまくいきました。
Shake4.1のブレ補正ですが、限界があります。大きなブレ映像にブレ補正をかけてレンダリングしてみると、波を打っているように見える映像が出来上がりました。やはり基本はブレがでないようにきちんと撮影することですね。小さなブレでしたら、きちんと補正できますので、画期的なソフトに間違いありません。
しかし、Shake4.1が英語版なのが少々困ります。
Final Cut Proに読み込むファイル名が日本語ですと、Shake4.1がきちんと働かないときがあります。
ですのでMacのシステム環境の中の言語環境の最優先言語を日本語から英語に変更する必要があります。
Final Cut Proとの連携をとりながらShake4.1を本格的に利用したいなら、フォルダー名もファイル名もすべて英語にした方が無難であると思います。
Shakeは2Dと3D合成の統合ができたり、先進の画像処理ができるすごいソフトのようですが、操作方法が難しくて、十分利用できないのが残念です。
マニュアルが英語ですので、英語と格闘しながら習得する必要があります。
フジミックスTV
投稿:2006年9月20日