a-blog cms Ver.3.1をVer.3.2にアップデートするまで 本番環境で実施する前の検証体験
最初にa-blog cms Ver.3.1.56の公式サイトを仮想環境に構築する
1)私の場合は、a-blog cms Ver.3.1.56の公式サイトのナビゲーションが絶対パスで設定されていたので、まずそれをルート相対パスに書き直した。
2)公式サイトの管理画面からデータベースと画像・ファイルをバックアップする。
3)FTPソフトでサーバーを開くと、ルートディレクトリーにstorageフォルダーがあるので、それを開くとバックアップしたbackup_archivesフォルダーとbackup_databaseフォルダーがあるので、それをどこかにコピーしておく。
4)ルートディレクトリーにあるthemesフォルダーに公式サイトに使用しているテーマフォルダーがあるのでそれもどこかにコピーしておく。
5)a-blog cms Ver.3.1.56の仮想環境を構築する。まずa-blog cmsダウンロード・ページから「簡単セットアップ」をダウンロード。
6)ダウンロードした「簡単セットアップ」のフォルダーにあるphpファイルを開けて、「# $ablogcmsVersion = '3.1.53';」の#を外して「 $ablogcmsVersion = '3.1.56」に書き直して、それを仮想環境のサーバーのルートディレクトリーに設置して、ブラウザからsetup.phpを実行する。
7)手順に従って進めると仮想環境下におけるa-blog cms Ver.3.1.56が構築できる。私の場合はテーマをbeginnerに指定した。
8)仮想環境で構築したサイトの管理画面を開けて、コンフィグを見ると、コンフィグセット名は基本設定、テーマセット管理では基本テーマ、編集画面では基本編集画面が設定されている。公式サイトでは、「コンフィグセットがありません」「テーマセットがありません」「編集画面セットがありません」と表示されている。それがリストアするとどうなるのかは興味深かった。
9)仮想環境下構築サイトのサーバーのルートディレクトリーのthemesフォルダーの中にコピーしておいたテーマフォルダーを、storageフォルダーにはコピーしておいたbackup_archivesフォルダーとbackup_databaseフォルダーを設置する。
10)仮想環境下構築サイトの管理画面を開いて、左側にあるメニューのバックアップからデータベースと画像・ファイルをリストアーする。
11)リストアが成功すると、公式サイトと全く同じサイトが出来上がる。
12)そのサイトのコンフィグ画面、テーマセット画面、編集画面セット画面を見ると、公式サイトと全く同様に「コンフィグセットがありません」「テーマセットがありません」「編集画面セットがありません」と表示されている。公式サイトをそのまま反映しているのは凄い技術だと思う。

いよいよバージョン3.2.3にアップデート。
1)a-blog cmsダウンロードページから「簡単アップデート」をダウンロードする。
2)ダウンロードしたupdate.phpファイルをリストアした仮想構築サイトのサーバーのルートディレクトリーに設置する。
3)MacのSafariブラウザでupdate.phpを実行すると403エラーが表示される。
4)ルートディレクトリーの.htaccessを開けて図の通りに3行を追記する。

5)再度Safariで開くと403エラーが表示される。お手上げかなと思ったが、気を取り直してChromeのブラウザで開けると、無事に「簡単アップデート」が画面が現れた。
6)あとは手順に沿って進めると無事にバージョン3.2.3にアップデートできた。