三浦・飯澤が大会新で金 ― 名古屋アジア大会 陸上観戦記 2026年9月28日
昨夜、名古屋アジア大会の陸上競技をテレビ観戦した。
男子3000m障害では、三浦龍司選手が8分17秒36の大会新記録で優勝した。スタートから先頭に立ち、2位以下を50mほど引き離しての走りは圧巻だった。「これが世界の三浦龍司の走りなのか」と度肝を抜かれた。ラスト1周の鐘が鳴り、そのまま圧倒的な力でゴールに飛び込むものと思っていたが、4番手にいた青木涼真選手が3番手に順位を上げ、最後の直線でカタールの選手と競り合い、三浦選手とわずか0.24秒差の2位でフィニッシュした。
「三浦選手との50mもの大きな開きを、よくぞここまで追い詰めたものだ」と、むしろ、こちらのほうに驚かされた。裏を返せば、三浦選手の金メダルは実はあわやという展開だった。
しかし、日本勢が金・銀に輝いたことは本当に素晴らしい。
男子1500m決勝では、飯澤千翔選手が3分36秒35の大会新記録で金メダルを獲得し、森凪也選手も3分37秒92で銅メダルを獲得した。
飯澤選手は残り1周で2番手につけ、最後の直線の激しい一騎打ちを制した。森選手は序盤から積極的なレースを展開し、最後のコーナーから猛追した。大変見応えのあるレースで、爽快な気分になった。
女子800m予選1組では、塩見綾乃選手がスタートから先頭に立ち、1周目を59秒台で通過。そのまま先頭を譲らず、危なげなく1着で決勝進出を決めた。
一方、2組の久保凛選手は、1周目を59秒台の1位で通過したものの、残り300mで次々と抜かれ4着でゴールした。私は抜かれた後も「3着には入るだろう」と見ていただけに、4着という結果は体調が万全ではないことの表れではないかと案じている。幸い、タイムで拾われて決勝進出を決めた。
男子4×100mリレー決勝では、密かに優勝を期待していただけに、5位に終わりメダルを逃したのは本当に残念だった。来年の世界陸上(北京)、再来年のロサンゼルスオリンピックでの雪辱に期待したい。
投稿:2026年9月29日
シンガープロ 安藤秀樹

