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嶋本くんの「Try your best」



第36回全日本大学駅伝のDVDのラストシーンに嶋本選手の「Try your best」という力強いメッセージを掲載しました。

この言葉は名古屋大学陸上競技部の学生に感動と勇気を与えるでしょう。

ぜひ、嶋本選手のご両親にも観ていただきたいと思い、先日DVDをお送りしたところ、心温まるお礼のお手紙を賜りました。

丁寧なお言葉に深く感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。

第33回全日本大学駅伝 動画のご案内

フジミックスTV

投稿:2005年2月12日


嶋本直之氏の遺志を胸に、第57回全日本大学駅伝へ


2005年2月7日、H13卒の嶋本直之氏のご両親よりお手紙を頂戴しました。

嶋本直之氏は、2001年に開催された第33回全日本大学駅伝において、5区に出場し、区間21位(25校中)で6区へタスキをつなぎました。

卒業後2年を経た後、嶋本氏は市民大会に出場し、ゴール後に倒れ、帰らぬ人となりました。私は翌朝、通勤途中の新聞でこの訃報を知りましたが、当初は嶋本氏とは思いもしませんでした。

2004年に開催された第36回全日本大学駅伝に名古屋大学が出場した際、嶋本氏のご両親より名大陸上部にタスキが贈られました。このタスキには、嶋本氏が人生の指針としていた「Try your best」の文言が記されていました。また当時の部員、井上圭人氏が熱田神宮~伊勢神宮間のコースを歩いて購入したお守りを縫い付けました。このタスキを用いてリレーを行いましたが、残念ながら、嶋本氏の思いが込められたこのタスキは繰り上げという関門に阻まれ、伊勢神宮への到達は叶いませんでした。

私は、この感動的な第33回全日本大学駅伝をビデオ撮影して編集しました。そして、嶋本直之選手の「Try your best」という力強いメッセージでラストシーンを締めくくりました。

完成したDVDを嶋本直之氏のご両親にお送りしたところ、心温まるお礼のお手紙をいただきました。

ご両親は深い悲しみを背負いながらも、毅然とした態度で私に送ってくださったものと思います。ご両親の心中を察すると胸が痛みます。

来月開催される第57回全日本大学駅伝においても、このような先輩がいたこと、そして彼の思いも込めて、学生の皆さんが力走してくださることを願っています。

投稿:2025年10月25日
S58卒 安藤秀樹


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