Final Cut Pro 5.1でビデオポッドキャスト
ビデオポッドキャストは、iMovie、GarageBandで簡単にできます。
それでは、Final Cut Pro ではどうでしょう。
一番簡単な方法は、書き出し「QuickTime変換を使う」で形式にiPodを選択して保存をクリックすればOKです。
形式にQuickTimeムービーを選択してH.264で書き出ししてもOKですが、この場合書き出されたムービーの拡張子はmovとなり、Macならビデオポッドキャストできますが、何故かWindowsの場合はiTunesで視聴できなくなるのでビデオポッドキャストできません(私の場合だけかな?)。
ビデオポッドキャストにチャプター(頭出し)をつけたい場合は、
Compressorを利用します。
まずFinal Cut Pro でマーカーを作成します。
マーカーの名前は日本語でも英語でもOKでした。
コメントに<CHAPTER>を入れてOKボタンで閉じます。
次にCompressorを起動させて設定にiPod用ビデオを選択します。
サイズは640(VGA)と320(QVGA)の2種類から選択できます。
高画質にしようと思ってビットレートをあげても書き出し時間が長くなるだけで、結局書き出された映像はデフォルトで書き出された映像と見た目にはあまり大差がないように思いました。
ですので細かい設定はいじらなくてデフォルトのままで十分だと思います。
いろいろ書き出しを試みましたが、一番速くて快適なのは、「QuickTime変換を使う」で形式にiPodを選択しての書き出し(私の場合は自動的に640サイズになります)です。
細かい調整は一切できませんし、チャプターもつけられませんが、これが結局一番いいかなと思いました。
iMovieはチャプターが簡単につけられますし、しかもチャプターにはタイトルだけでなく静止イメージもURLも貼られるのが羨ましいです。
Final Cut Pro の次期バージョンにiMovieと同機能が実装されることを期待したいところです。
フジミックスTV
投稿:2006年12月13日