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今日は、赤童子東区商店街振興組合の日帰り旅行。
午前中に伺った「竹田人形 国際糸操り人形館」に深く感銘を受けた。
今までテレビで糸で操る人形を何回も見てきたが、面白いとは思わなかったが、実際に目の前で披露していただいた糸で操る人形を見たら、まるで生き物と感じたからとても感動した。
静物に命が宿る、いや魂が吹き込まれるのだろうか。不思議な感覚である。

「雪ん子」の糸操り人形劇をVTRで見せていただいたが、今では専用舞台で天上から操る人形劇の職人さんはほとんどいらっしゃらないようである。また1970年の大阪万博でお披露目していた見事な鶴の糸操り人形芝居は、VTRで見る他は再現できないとのことで、2025年の大阪万博では世界中の人々にその伝統芸の巧みな技をお披露目できないとの由。
1970年に活躍した当時40代の名手は、現在、生きていたら90才を超えているが、現在、後継者がいないため、私たちはその感動的な日本伝統芸はVTRでしか見ることができない。
糸操りの名手になっても生活が保証されるわけでもないので、後継者が育たないといった面があるので、国は、日本の伝統芸を守るために、補助金制度を拡充してはいかがだろうか。
竹田人形座の生前の海外公演を通じて糸操り人形は海外で高く評価されている。
糸操り人形は、日本よりもむしろ海外に関心が高いようなので、ロシアの人々にもこのような文化交流を通して、世界中の人たちと絆が深まれば、戦争なんて起こらないように思う。

竹田人形芝居の歴史

投稿:2023年3月14日(火)
安藤秀樹



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