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諏訪しおり 初心にかえって演歌・歌謡界に精進していきたい
カラオケ店舗歌合戦  in 上野
シンガープロ2018年2月号
2017年11月25日(土) 於)上野恩賜公園 野外ステージ(水上音楽堂)
司会:遠藤あきら アシスタント:プッチャリン
主催:有限会社尽礼社 協力:(株)エクシング[JOYSOUND] ミュージックスター  (株)MIONO 松風睦会 シンガープロ 

 スペシャルゲストに諏訪しおり、田山ひろし、北岡ひろしを招き、11月25日に上野恩賜公園の野外ステージ(水上音楽堂)にて「カラオケ店舗歌合戦  in 上野」が行われた。今月号は、諏訪しおりのオンステージを紹介し、次月号とオピニオン2月号で「カラオケ店舗歌合戦  in 上野」を改めてご報告します。

 諏訪しおりは、信州・長野県出身の演歌・歌謡曲歌手。1995年と1996年にNoskアマチュア音楽祭において2年連続で金賞を受賞し、1997年にNoskアマチュア音楽祭 東京大会にてグランプリを受賞。演歌から歌謡曲、ポップス、アニメに至るまで幅広いジャンルの歌を歌いこなす。2017年9月にアーティストネームを「亜耶」から「諏訪しおり」に改名し、日本クラウンより「佐渡恋情/かれん花」を発売。心機一転、初心にかえって演歌に挑む。

 新曲「佐渡恋情」は、切ない女性の気持ちがドラマチックに描かれている。
 詩の内容は、好きな男性が佐渡に行ってしまった。あれからなんの音沙汰もなく5年の月日が流れたけど、彼のことがどうしても諦めきれない。きっと私のところに帰ってくる。そう信じて待ち続ける一人の女性。新潟の雪降りしきる港で、船からの乗降も終え、見渡すともう誰もいない。今日も会えなかった。涙が止まらない。そんな悲しみにうちふさがれた女性の気持ちがひしひしと伝わってくる。

 悲しいイントロから始まる「佐渡恋情」を諏訪しおりは、哀愁漂う歌声で見事に歌い切る。リスナーは、泣き出したくなる衝動に駆られてしまう。「佐渡恋情」はまさに演歌の真骨頂とも言える作品。

 カップリング曲の「かれん花」は、タイトルの如くいろいろな花がでてくる。1コーラス目に「椿」。2コーラス目に「八重桜」。3コーラス目に「白ゆり」。いろいろな花が 女性に例えられていて、女性は負けずにきれいな花を咲かせてみせたい。素晴らしい人生を謳歌して過ごすんだという気持ちにさせてくれる。そして演歌でありながらも童謡の雰囲気もミックスされているので、しみじみと懐かしむ気持ちにもさせてくれる。

 諏訪しおりは、他に前作の「もどり雨」を始めとするオリジナル曲を熱唱してファンを魅了。もっと精進したい、もっとファンに喜んでもらいたい、そんな彼女の真摯な気持ちが伝わってくるステージであった。そんな彼女のますますの活躍と健闘を祈りたい。

投稿:2018年1月13日


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