スポ研ナースセンターだより


● 前十字靭帯再建手術は、受傷してから、比較的早い時期に再建手術を受けて早期にスポーツ復帰を図る選手が多いのですが、 今月は少々違いました。
例えば、受傷してから、5年、8年と経過した後に 再建手術を受けた選手が2名。その他、前回再建手術を受けた選手が、今回は、反対側の前十字靭帯を損傷して、 再度、 再建手術を受けた選手が1名。
前回、再建手術を受けた選手が、同膝の再建した靭帯を再度損傷して、再度再建手術を受けた選手が1名いました。
1名のこの選手の場合は、同膝前十字靭帯再断裂による再々建手術症例で、当所では初めてのことでした。

● 久しぶりに、天気のすこぶる良い日に、患者さんといっしょに外に散歩にでかけました。ゆっくり話もできましたし、のどかなグラウンドを目の前にくつろぐことができました。以前、スポーツ医・科学研究所がオープンした頃は、このような時間が、勤務時間内に結構ありました。 最近は、手術日には必ず手術が入りますし、外来も利用者が増えています。また、阿久比高校身体計測などもあり、 毎日が業務をこなすだけに終始しているように思います。 昔が、ちょっぴりなつかしく思いました。

● 医師が学会・講演の準備をするのは、まず勤務時間内に行うことは無理です。 (月)、(水)、(金)の午前中は手術で、昼食を終えるとすぐに外来診察で、外来が終わると、今度は、入院患者のガーゼ交換等の処置。 (火)、(木)の午前中は、診断書等の書類作成や緊急診察。それに術前検査のチェック。午後は外来診察で、 夕方は阿久比高校の身体計測と入院患者の処置。 ですので、学会・講演の仕事に専念できるのは、 日勤業務が終了してからになります。手術時、睡眠不足であろうと思われる医師を見て、そんなことはおくびにも出されないのですが、無理して体をこわされなければと思います。

(財)スポーツ医・科学研究所
ナースセンターだより1993年11月
診療部 主任看護師 安藤秀樹

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