スポ研ナースセンターだより


毎年12月には、看護婦が外来カルテとレントゲンの整理を行っています。

今年も例年通りにそれらの整理を行いましたが、平成9年(1997年)に受診に訪れる新患の数を見込んで、その数だけの外来カルテとレントゲンが収まるスペースを何とか確保するのが精一杯でした。

今回の整理では、下記の問題点が生じました。
それは、2階倉庫にはIDNo.の重複するカルテ箱(ダンボール箱)が存在することになったことです。

例えば、ID No. 1-541-4の外来カルテを探す場合、
○ No 1-500-0 〜 1-620-6(平成3年受診以前)と記載されたカルテ箱と
○ No 1-480-2 〜 1-599-5(平成6年受診以前)と記載されたカルテ箱の2箱の中から探すことになります。

平成9年に平成6年3月以前の外来カルテを探すには、2階倉庫に行って、該当するID No.の記載されたカルテ箱を探し、しかもそのカルテ箱は2箱存在するので、一つのカルテ箱に該当カルテが見つからなかった場合は、もう一つのカルテ箱を探して、その中から該当カルテを探すことになります。

以上は極めて大変な労力です。

今後、このような労力を解消するためには、どなたかに外来カルテとレントゲンの総責任者になって頂いて、当研究所開所以来の外来カルテとレントゲンをはじめからきちんと整理し直すことが必要です。

また当所には保管場所が限られているので、当所が開所してから5年経過した外来カルテとレントゲンは、思い切って処分することも必要だと思います。

このことを早急に取り組んでいかないと、平成9年12月以降、大変困ることになります。

将来は、データ入力専門の人材を雇用して外来カルテとレントゲンの内容を全部コンピュータに入力すると良いと思います。

そうすれば、 外来診察時に、わざわざ外来カルテを探すために奔走しなくても済むので、業務の効率化が図れます。しかも、入力データは、研究活動にも活用できます。

スポーツ医・科学研究所が、日本の最先端を行く施設であるならばデータの電子化は必須だと思います。

スポーツ医・科学研究所
ナースセンターだより1996年12月
診療部 主任看護士 安藤秀樹

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