PHPの深刻な脆弱性、ホームページを「停止」するにはどうすればいい?
PHPに深刻なセキュリティホールが見つかり、国家サイバー統括室も修正パッチを速やかに適用するよう注意を促していました。対応が間に合わない場合はホームページを一時停止するのも一つの方法ですが、実際に停止する方法が分からない方も多いのではないでしょうか。
そもそも「停止」とは、外部からPHPプログラムが実行されない状態にすることを指します。たとえば、公開フォルダ内でサイトの入り口となっている index.php を index.php_stop のようにリネーム(名前変更)すれば、そのページは動かなくなります。または、公開フォルダ内の .htaccess の先頭に「Require all denied」と記述すれば、すべてのアクセスが「403 Forbidden」になり、サイトを遮断できます。
こうした手動での対策のほか、ご利用のレンタルサーバーの管理画面に「ウェブサイトを一時的に非公開にする機能」があればそれを利用したり、アクセスを特定のIPアドレスに限定したりするのも有効な方法です。
ちなみに、私はエックスサーバーを利用していますが、サーバーパネルでサイト全体にID・パスワードをかける項目を見つけられなかったため、差しあたり「PHP Ver.切替」機能を使って、PHPの最新バージョンに切り替えました。切り替え後は、運用しているホームページが正常に表示されるか確認しておく必要があります。ホームページが最新バージョンに対応しておらず正常に表示されない場合は、以前のバージョン(修正済みのもの)に戻してください。
※ 現在、PHP 8.5・8.4・8.3・8.2系では修正版が公開されていますが、PHP 8.1以前には、PHPの開発元からの公式な修正版は出ていません。
したがって、8.1以前を使っている場合は、修正版がある8.2以降に切り替えるのが確実です。旧バージョンでしか動かないサイトの場合は、修正が確認できるまでサイトを停止しておくのが安全です。
投稿:2026年10月25日
シンガープロ 安藤秀樹

