たった一人の決断が招く「世界の破壊」〜暴走するトランプと泥沼化する中東〜
2月28日に、トランプの命令によりアメリカ軍が突然イランを攻撃し、ハメネイ師とその側近を殺害した。独裁者の死に諸手を挙げて喜ぶ市民がいる一方で、アメリカやイスラエルの攻撃により多数の民間人が犠牲になっている。
そして現在、イランの報復攻撃が湾岸全域に広がり、イランとアラブ諸国の対立が再燃し、サウジアラビアとアラブ首長国連邦も警戒を強めるなど、戦況は泥沼化の様相を呈している。
トルコにまでイランの報復ミサイルが飛来したという。一体この戦争はどこまで広がるのか、非常に心配だ。
今回の軍事行動は、トランプがネタニヤフにそそのかされて決断したとも言われているが、誰も止める側近がいなかったのだろうか。
米国議会や閣僚にも知らされないまま、トランプの頭の中で描いたシナリオが実行に移されている。
地球上のたった一人の人間が、自らの思いのままに行動できている現状は非常に大きな問題だ。
意思決定には様々な人の意見を聞くことが重要だと思うが、アメリカでは大統領の権限だけでどうにでもなってしまうようだ。
常識的な人物が大統領に選ばれるのなら良いが、そうではない場合、世界の破壊もありうるということをまざまざと見せつけられている思いだ。
投稿:2026年3月6日
安藤秀樹

