世界秩序の危機に、高市首相は毅然たる姿勢を示せ
ローマ教皇が、米国・イスラエルによるイラン攻撃に関する発言を巡り、「戦争に反対し、平和を語り続ける。トランプ政権を恐れていない」と述べた。それに呼応してトランプは、ローマ教皇を「犯罪に弱腰だ」と非難した。イタリアのメローニ首相は、教皇に向けられたトランプの発言は容認できないと批判した。これは多くの国が共有する正義の感覚ではないだろうか。
トランプは、イランに対して「石器時代に戻す」「一夜でイランを壊滅させる」といった過激な発言を繰り返しているが、こうした無謀な発言は極めて危険だ。
「自国第一主義」を掲げながら、ハンガリーの選挙に介入するなど、他国への干渉も目立つ。矛盾した姿勢と言わざるを得ない。
誤った独善的な考えに基づいて世界経済を混乱させることは、一刻も早くやめてもらいたい。
日本の高市首相も、確固たる日米同盟を維持したい考えは理解できるが、そろそろトランプの言動は間違っていると、明確に表明すべき時ではないだろうか。
日本単独でトランプを批判しにくいのであれば、ヨーロッパ・カナダ・韓国などと連携し、トランプの主張の誤りを国際社会として明確に示すことが、今後の世界秩序を守るうえで最善の道であると考える。
投稿:2026年4月16日
安藤秀樹

