青山学院、箱根駅伝3連覇!黒田選手の異次元の走り|箱根駅伝を全国大会へ、関東限定の伝統に変革を!
今年の箱根駅伝は昨年に引き続き、青山学院大学が圧倒的な強さを見せつけて、3連覇を達成した。
昨年の出雲駅伝では7位、全日本大学駅伝では3位と苦戦していたことから、「箱根駅伝は大丈夫か?」との懸念もあったが、見事に貫禄の優勝を果たした。
5区を走った黒田朝日選手は、まるで平地を走っているかのような驚異的な走りで山登り区間を駆け抜け、3分24秒のタイム差を覆し、従来の区間記録を2分更新した。解説者からは「信じられない、異次元の走り」と称賛の声が上がった。
また、10区の駒沢大学の佐藤圭汰選手の走りにも注目が集まった。故障で涙を流した経験を持つ佐藤選手は、万全な状態ではないにもかかわらず、区間新記録となる1時間7分31秒を樹立した。一方、青山学院大学の10区を走った折田壮太選手は1時間7分59秒で、佐藤選手との差はわずか28秒だった。この僅差は、青山学院大学の層の厚さを如実に物語っている。
一昔前の箱根駅伝では、マスコミは瀬古選手を特に大きく取り上げていた。瀬古選手が走れば必ず1位になることが期待されていたため、彼には計り知れない重圧がのしかかっていたと思う。しかし、そのような状況が瀬古選手を雲の上の存在にしてしまっていたように思う。
最近の選手は大偉業を成し遂げても、気軽に声をかけられるような親しみやすい雰囲気を感じる。これは、トップ選手の実力が拮抗しているため、メディアが特定の選手に偏らないことが理由の一つと考えられる。結果として、選手が過度な重圧から解放され、より伸び伸びとパフォーマンスを発揮できるメリットも生じるのではないかと思う。
箱根駅伝は、出雲駅伝や全日本大学駅伝をはるかに上回る観客数で、まさに国民的な駅伝大会であり、駅伝の華である。
しかしながら、この大会が関東の学生で占められている現状は本当に残念だ。関東学連が創立以来守り続けてきた伝統なのかもしれないが、将来は全国の大学が競い合う機会が与えられれば、より一層盛り上がるのではないだろうか。
箱根駅伝は「関東の大学限定」という現在の枠組みについては、近年変化の兆しがあるようだが、まずは関東に集中している優秀な選手を全国に分散できるような仕組みづくりが必要不可欠であると思う。
箱根駅伝が「関東の華」から「日本の華」へとさらに進化していく過程を、見守っていきたい。
投稿:2026年1月3日
安藤秀樹
「記念大会も改革4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大」の記事を拝読して
2028年の第104回箱根駅伝を皮切りに、オリンピックイヤーの4回大会ごとに記念大会が開催され、全国の大学が予選会に参加できるようになるとのことです。
しかし、昨年の第100回記念大会では、関東圏以外の大学が予選会に出場したものの、本戦への出場は叶いませんでした。
2028年以降、予選会の結果に基づき「日本学生選抜チーム」が編成されますが、関東圏以外の大学が予選を突破するのは依然として難しい状況にあると思います。
それでも、全国化に向けての動きが見られることは喜ばしいことです。
たとえ100年かかっても、段階的に変革が進んでいくことを願っています。
投稿:2026年1月3日
安藤秀樹

