スポーツ

今日、東京マラソンをテレビ観戦した。

橋本龍一選手がペースメーカーを置き去りにして果敢に飛び出す展開に驚いた。まさか、1週間前の大阪マラソンで吉田響選手が見せた大逃げと全く同じシーンになるとは夢にも思わなかった。26キロ過ぎで後続集団に吸収されたものの、その大快走は衝撃的だった。

優勝はタケレ選手で、タイムは2時間3分37秒。上位の選手がほぼ同時にゴールへなだれ込むという壮絶なデッドヒートを目の当たりにし、世界と戦うにはマラソンであっても短距離走のようなスピードが必要だと痛感した。

日本人1位は大迫傑選手(12位)、続く2位が鈴木健吾選手(13位)だった。前日本記録保持者の鈴木選手にとって、大迫選手に敗れたのは残念だったが、挑戦者という立場に回ったことでプレッシャーは軽減されたのではないかと思う。

また、早稲田大学の工藤慎作選手が20位と大健闘した。一方で、第100回箱根駅伝でスーパースターの佐藤圭汰選手を逆転する劇的な走りを見せた太田蒼生選手は31位に終わった。彼の走りに注目していたので、次回のレースでの巻き返しに期待したい。

女子はコスゲイ選手が2時間14分29秒で優勝した。

日本人1位は細田あい選手で、2時間23分39秒(全体10位)だった。今回がラストランとなる彼女は、笑顔でゴールに飛び込んだ。レース後のインタビューで感涙にむせびながらも『幸せな時間だった』と語った彼女の表情が、非常に印象的だった。

現在、日本のマラソン界は2時間4分台のレベルに達しており、ここ数年で飛躍的に向上している感がある。しかし、その一方で「走り過ぎではないか」と思う面もある。

例えば、箱根駅伝で死力を尽くしたわずか1ヶ月後に、別大マラソンで日本学生最高記録を叩き出す選手が現れるなど、にわかには信じがたいことが起きている。「彼らに疲労という言葉はないのだろうか」とすら思えてしまう。

走り過ぎは当然ケガにつながるため、食事・睡眠・規則的な生活といった、毎日のきめ細やかな体調管理がこれまで以上に重要だと感じる。

投稿:2026年3月1日
安藤秀樹


先頭を走る橋本龍一選手

先頭を走る橋本龍一選手


スポーツ

ピックアップリスト

リンク集

カテゴリーリスト

お電話でのお問い合せはこちら(午前10時〜午後5時)

0587-53-5124