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りくりゅうペア金メダル! 日本フィギュア史に残る大逆転劇


今日、テレビでミラノ・コルティナ五輪の「りくりゅう」フィギュアスケート・ペア、フリーの4分間の演技を見た。

ノーミスの完璧な演技だった。あまりの素晴らしさに、思わず涙ぐんでしまった。

実況や解説にも力が入っていた。演技を終えフィニッシュを決めると、解説者は「凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!」と連呼し、その滑りを「宇宙一」と絶賛した。「世界一」を越えて、咄嗟に「宇宙一」という言葉が出るほど、本当に感動的な演技だった。

前日のSPでは5位。涙に暮れていた二人だが、わずか一日で首位との6.9点差をひっくり返す大逆転劇を演じた。これは五輪史上初とのことで、さらにフリーで叩き出した158.13点は、世界歴代最高得点だ。

過去にメダルに輝いた荒川静香さん、羽生結弦さん、浅田真央さんは、いずれも「シングル」選手として注目を浴びた。これまでペアの演技は、シングルの活躍の影に隠れて注目度が低かったように思う。しかし今回の金メダルで、フィギュアスケートのペア種目は一躍、脚光を浴びることになった。

なによりも清々しいのは、二人の仲むつまじい様子だ。
これまで、私は、オリンピックの頂点に立つ選手を「異次元の存在」として遠くに感じていた。しかし今回、二人が仲良くお弁当を食べたり、冗談を言い合ったりする姿が報道され、その印象が変わった。どこにでもいるありふれた恋人同士のように、素直に泣き、笑う表情を見て、彼らが金メダリストでありながらも、とても身近な存在に感じられた。

会場で感極まって涙を流す坂本花織選手の姿や、彼女がチームのムードメーカーとして振る舞う様子がテレビで流されるのを観て、超一流選手の威厳というよりは、どこにでもいる普通の人と感じられる点が、今回のオリンピックの大きな特徴ではないだろうか。

また、りくりゅうペアからは、国家の威信をかけた英才教育や国の統制といった重苦しさは感じられない。二人が運命的に出会い、共に努力を重ねて築き上げ、世界の頂点を極めたことにこそ、大きな意義があると思う。

優勝を決めたスケーティングは、私たちに幸せをくれる実に素晴らしい演技だった。心から盛大に拍手を送りたい気持ちで一杯だ。

最後にひと言、「感動、ありがとう!」

投稿:2026年2月17日
安藤秀樹





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