トランプ、燃費規制大幅緩和 ガソリン車優遇で環境対策後退懸念 2025年12月4日
本日の日経新聞・夕刊に「トランプ氏、米燃費規制を大幅緩和 ガソリン車優遇 日本勢にも恩恵か」の見出しで記事が掲載されていました。
環境対応への企業負担軽減を目的とし、燃費規制を大幅に緩和し、ガソリン車の販売を容易にするという趣旨です。
米国自動車業界は大歓迎の模様です。
経済活性化には劇的な効果をもたらすかも知れませんが、地球環境への影響を考慮すると、懸念を抱かざるを得ません。各国が長年にわたり努力して築き上げてきた地球温暖化対策が後退することは、極めて残念なことです。
トランプ大統領は世界の潮流を逆行させました。
関税政策を税収に置き換え、大型減税法案を成立させました。これは、次期政権が民主党に交代しても関税を維持しなければ、米国の歳入が減少することを意味します。
ウクライナ戦争に関しても、ロシアに有利な条件で停戦に持ち込もうとする姿勢を示しています。
私個人としては、これらの政策はとうてい受け入れがたいものです。
投稿:2025年12月4日
安藤秀樹

