ウクライナ戦争をめぐるプーチンとトランプの電話会談
昨日行われたウクライナ戦争をめぐるプーチンとトランプの電話会談だが、全面停戦は合意できなかった。
トランプはプーチンを友人だと思っているので、話し合いで停戦に持ち込めると思っていたかもしれないが、私にとっては余計なことをしてくれたとの思いで一杯だ。
プーチンは、「ウクライナはNATOに加盟するな!欧米は軍事支援を停止しろ!」など受け入れがたい条件を突きつけてくるので、停戦に持ち込めるわけがない。
プーチンからアイスホッケー共催の話を持ちかけられてトランプは賛同したようだが、スポーツを通して2人がより親密な関係を築いたら、恒久的な和平が実現できるとでも思っているのだろうか。
トランプは、プーチンとも習近平とも金正恩ととても良好な関係にあると語って、そのことを自慢しているが、彼らに見透かされていることをじっくり考えた方が良いと思う。
プーチンは、トランプを利用して、アメリカからヨーロッパを切り離し、軍事支援を停止させることを目論んでいると感じる。
現在ロシアは、北朝鮮兵に頼らなければならないほどに兵士が不足していて、しかも経済面でもインフレが進行し、中央銀行は高金利政策を続けている。
こんな時こそプーチンを叩き潰すぐらいの気持ちで停戦に持ち込んで欲しいが、トランプのスタンスがバイデン氏と全く反対だから本当にやりきれない。
投稿:2025年3月20日