政治経済

アメリカ大統領選挙


アメリカ大統領選挙はバイデン氏が当選した。
トランプ大統領はすみやかに敗北を認め政権移行に協力して欲しい。
選挙に不正があったということだが未だ具体的な証拠が提示できないでいる。

トランプ大統領が選挙開票途中に票の集計の差し止めを求めたり、郵便投票を「不正の温床」と批判したり、支持者に「不正選挙だ」と呼びかけ、メールで「不正選挙と戦うために資金が必要」と献金を訴えたりしている姿勢には首を傾げる。

トランプ大統領が「不正」と呼びかければ岩盤支持者はかたくなに信じ、「不正選挙は許せない」と全米各地で街頭を繰り出す。
この状況はアメリカが分断していることの現れである。
これ以上、分断を加速させないためにもトランプ大統領はいさぎよく敗北を認めて欲しい。

前回の大統領選挙では、ヒラリー・クリントン氏が得票数ではトランプ氏を上回ったものの選挙人の獲得数で下回っために敗北した。クリントン氏は当時、断腸の思いで敗北を宣言したのだろう。

大統領選で敗北しても不正があったと主張すれば勝利が覆る前例を作ってはいけない。

トランプ氏の支持者は、人種差別に抗議する人達に苦々しい思いをしている、白人富裕層を優遇していることに好感を抱いている、トランプ氏の独断的な判断や強く見えるトランプ氏に将来を託したいと考えている人達ではないだろうか。

トランプ氏の掲げている「米国第一主義」だが、自国さえ強くなれば、それで良いという意識が他の国々に芽生えれば、世界はいびつになり、戦争の火種になる。

真に強いアメリカとは、かけがえのない地球を守るために、地球温暖化対策を含めて世界が良い方向に向かうように世界の国々をまとめリーダーシップを発揮することではないだろうか。

投稿:2020年11月24日


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