スポ研ナースセンターだより


● 外来診察時に、急きょ入院の運びとなる選手がいます。これがある日、1日に2回ありました。しかも術前検査が入っていて、人手が足りませんでした。病棟リーダー(看護婦)はカルテ整理する時間がなくて、ほとんど頭はパニック状態でした。中材室で仕事をしている看護婦を呼んで、何とか対応できましたが、慌ただしい1日でした。

● スポーツ選手で考えさせられることがあります。ケガを治すためには、患部の安静が必要ですが、間近に迫った試合に出場するために痛み止めの注射を打って、試合に出場する選手がいます。この場合、治癒は遷延します。スポーツ選手はケガをしていても、無理を承知の上でも試合に出場しなければいけないのかと、いろいろ考えさせられます。

● 年末の24、25日の外来は慌ただしかったです。医師は、休む暇もなく外来の診察に追われました。25日の診察の終わりになると、横江医師が、「レントゲンがおばけに見えるようになってきた」と音を上げた言葉を吐いたのは可笑しかったです。次から次へと間断なく入ってくる患者さんに音を上げたくなるのも当然のように思いました。横江先生、お疲れさまでした。

● カルテ、レントゲンの整理をしていて気づいたことがあります。昭和63年(1988年)6月10日に当施設がオープンして以来、本年度末までに外来に訪れた選手が9,000名いました。1年間に直しますと約2,000名のスポーツ選手が訪れたことになります。年々漸増していますから、来年度以降はもっと増えることでしょう。

● 今月で阿久比中学校の身体計測が全て終了しました。来年度からは阿久比高校の身体計測が始まります。気合いを入れて頑張ります。

旧 (財)スポーツ医・科学研究所
ナースセンターだより1992年12月
元 診療部 主任看護師 安藤秀樹

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