編集後記 1995年6月
● 毎月、月初めは横江先生も井戸田先生もレセプトの点検で大変です。レセプトの点検の数は、入院患者と外来患者の数を併せて毎月120名 〜 140名ほどになります。ですから受け付けから点検依頼されるレセプトの用紙は、まるで本のように分厚いのです。こんなにも分厚い紙を目の前にして両先生は、病名と薬名などを一つづつ点検されています。なんだか見ていて気が遠くなりそうです。本当にお疲れさまです。
● 6月17日 (土)、スポーツ医・科学研究所と掖済会病院で軟式野球の試合が行われました。 今回の対抗戦は、当所がオープンしてから3回目でした。初めての対抗戦では、某先生が肉離れをおこされたとか、そんなちょっとした話題もあります。 今回は、前日に少し練習をしただけで試合に臨みました。やはり練習不足のせいでしょうか。20対2で大敗してしまいました。野球の得意な小林先生とホームランを打った若山先生が頑張られたのですが、残念でした。今度の試合では、もう少し練習をして勝ちたいですね。
● “パクさん”と皆から慕われている韓国のバスケットボールの男性選手が、5月に足底筋膜炎の手術を受けました。7月早々にジョグが開始となって退院の予定でしたが、右足首に痛みがあって、 急きょ関節鏡手術をすることとなりました。おかげでせっかく楽しみにしていた退院が延期となってしまいました。でも思いきってプレーすることができるようになるためには致し方がないですね。
パクさん! もうひと踏ん張り頑張りましょう!
● 膝の半月板手術を受けたバレーボールの男性選手が入院しています。彼は膝の前十字靱帯を損傷していましたが、麻酔下による徒手テストにおいても膝の安定性がしっかりしていましたので、前十字靭帯の再建手術は行われませんでした。
彼は主治医から 「思い切ってスポーツに復帰してみましょう」 と言われ、日々トレーニングに励んでおられました。しかし最近どうも膝の調子がよくありません。 膝を曲げた時にひっかかり感があるのです。半月板はきれいに処置してありますし、レントゲンをとっても、鼠らしきものは見つかりません。ですから原因がはっきりわかりません。
7月早々にMRI検査をして、その結果をみてから、 今後の方針を立てる予定でいます。 彼自身は何とも複雑な気持ちでいるように感じられます。
旧 (財)スポーツ医科学研究所
ナースセンターだより1995年6月
元 診療部 主任看護師 安藤秀樹
ナースセンターだより
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