スポ研ナースセンターだより

1. はじめに


相撲選手5名の血液検査値から特徴的な傾向がみられたのでここに報告します。

2.相撲選手5名の血液検査値


3.各選手の異常項目


4. 考察

一般にスポーツ選手としては、HDL値が低い。
しかし総コレステロール値が正常範囲内であることから、相撲選手のコレステロールレベルは低いレベルで設定されている可能性が示唆される。
糖、 脂質はおおむね代謝されている (糖尿病にはいたっていない) が、過食が肝臓に負担をかけていて、肝機能障害を呈している。
このことから脂肪肝の疑いがある。
相撲選手は、脂肪肝になるほど過食する必要があるだろうか。
むしろ筋力アップのトレーニングを十分に行った方が良いのではないだろうか。
今後は、症例数をもっと増やして、相撲選手の食生活、体型、 基礎体力からこれらの考察を深めてゆきたい。

旧(財)スポーツ医・科学研究所
ナースセンターだより1995年9月
元 診療部 主任看護士 安藤秀樹

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