入院患者食における一考察 看護婦 吉田喜美子 ナースセンターだより1993年2月
1. はじめに
今回、 平成4年8月1日より平成4年8月31日までの1ヵ月間、 かもめレストランの食事を朝、昼、夕と写真におさめました。
前回、 写真におさめた平成4年3月3日より平成4年4月2日のかもめレストランの食事内容の問題点と今回の食事内容との比較、 および今後の方針について考察したことをお知らせします。
2. 前回の食事内容の問題点と今回の食事内容の比較
◎ 深代泰子先生からのアドバイス (看護婦へ)
① 定期的に写真によるチェックを続けると良いと思います。
② 写真の撮り方では、皿の配置などを決まったところにすると比較しやすいです。
③ 患者さんに「もう一度あのメニューリクエスト」という意見を募ってはどうでしょうか。
④ 鉄欠乏性貧血や高脂血症などは2ヵ月程度では、あまり食事の変動を受けないので、 補食にどんなものをさし入れしてもらうと良いとか、 どんなものを控えるようにしたら良いとか具体的にアドバイスできるパンフレットを作成して、意識づけしてみてはどうでしょうか。
◎ 深代泰子先生からのアドバイス (かもめレストランへ)
① 全体的にみて、 前回より随分と種類が豊富になり、 改善されています。
② 時々、血数が2つという時があるので、 サラダやつけあわせのものを別皿に盛りつけ、見た目に品数を多くすると良いと思います。
旧 スポーツ医・科学研究所
ナースセンターだより1993年2月より
元 診療部 看護婦 吉田喜美子
ナースセンターだより
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