スポ研ナースセンターだより


● 今月は例年になく忙しい月でした。
3月15日(水)は3件の手術があり、3件の手術が終了したのが午後5時50分でした。
3月20日 (月)と3月24日(金)は2件の手術があり、両日とも2件の手術が終了したのが午後4時過ぎでした。
特に3月24日(金)は看護婦が2名休みで医師が1人だけでしたので、当直明けの看護婦に残って仕事してもらいました。
この日の外来は午後2時からの予定でしたが、外来受診に訪れた方々には、手術が終わった午後4時まで待合室で待っていただきました。
この日、医師は全く休みがとれず、手術が終わるや否やすぐに外来診察を始めました。
つくづく医師は体力がないと務まらない職業だと思いました。
このような多忙な日々が続くと、医師は体を壊されるのではないかと心配になります。

● 3月12日(日)に名古屋国際マラソン大会の医務のお手伝いに行ってまいりました。
当所ナースセンターの看護婦の他に5名の看護婦が、 3月10日(金)から3月12日(日)までの間、それぞれ日にちを分担してサポートすることになりました。
スポーツ選手の看護に携わる看護婦が、スポーツ現場での医療を経験しておくことは大切だと思います。

余談になりますが、当所に合宿していたポーランドのカミラ・グラダス選手が名古屋国際マラソン大会で優勝しました。
彼女は大会前、当所で診察を受けていました。
腓腹筋疲労などの障害が幾つも見つかって、けっして万全な状態ではありまんでした。
大会が終わると、彼女は医務室に来られて、当所の医師に「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えました。
医師は彼女と握手して、「医者冥利に尽きる」と感慨深げでした。

● 3月14日、アルペンスキーの山川純子選手が全日本アルペン選手権大会で優勝しました。
彼女は2年前に当所で膝の前十字靱帯再建の手術を受けました。見事カムバックを果たしてくれたので感無量です。

スポーツ医・科学研究所
ナースセンターだより1995年3月
診療部 主任看護士 安藤秀樹

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