燃料高騰が揺さぶる世界 |フランスの暴動は他人事ではない
9月末からフランス各地で高校生による抗議活動が続き、10月17日、18日には物価高への抗議も全国に広がった。私はパリに行ったことはないが、学校にトイレのドアやトイレットペーパー、クーラーがないなど、ここまで環境が劣悪だとは知らなかった。
フランスといえばファッションや「花の都」パリのイメージが強く、日本よりもあらゆる面で優れている国だと思い込んでいた。物価高の背景には、トランプ大統領のイラン攻撃によってペルシャ湾からの石油輸送が滞り、燃料価格が高騰したことがある。
日本にとっても、これは決して他人事ではない。現在は政府の補助金によってガソリン価格が抑えられているため大きな騒ぎにはなっていないものの、今後ガソリン価格や物価が高騰すれば、フランスと同様の暴動が日本でも起きるかもしれない。
本当に、今の世界はおかしなことになっていると思う。
トランプ大統領が世界を混乱させているというのに、本人にはまったくその自覚がなく、移民に責任を転嫁するような、自分に都合の良い主張を展開しているのには、なんとも腹立たしい思いがする。
投稿:2026年10月19日
シンガープロ 安藤秀樹

